ブランド要素(エレメント)の種類|ブランド入門

マーケティングで最も重視されている「ブランド」についてその要素についてまとめました。それではさっそく解説を始めましょう。

ブランド要素(エレメント)

ブランドは、昔はその名称こそがブランドそのものでした。ですが今は表現手段の発達により名称以外の有形・無形のものによってブランドは構成されるようになっています。そうした構成物の一つ一つをブランド要素(エレメント)といいます。英語では”Brand element”です。それぞれの要素を説明しましょう

ブランド要素? ネーム

ブランド名のことです。

ブランド要素? ロゴタイプ

ブランド名を独特の書体で書いたもの、デザインされている文字列です。例としてソニーのロゴタイプを挙げます。s0003

ブランド要素? シンボルマーク

ブランドを視覚的に表現したものです。「マーク」あるいは「ブランドマーク」と呼ばれることも多いです。図形を使用することで、ブランドの印象が残りやすくなります。有名な例としてAppleのリンゴ、NIKEのスウォッシュマークなどがあります。例は東京都のシンボルであるいちょうの葉です。 %e3%82%a4%e3%83%81%e3%83%a7%e3%82%a6

ブランド要素? ロゴマーク

上記のロゴタイプとロゴマークを組み合わせて使用しているものをいいます。ナイキのロゴマークを紹介します。 n0003  

ブランド要素? パッケージ

ブランドの商品をそのままの形では販売できないもの(飲食物が代表的)は必ずパッケージ(入れ物)に入れます。そうしたパッケージ自体がブランドらしさを表現します。 【例】 雪見大福、氷結、コカコーラ

ブランド要素? スローガン(標語)

ブランドのメッセージを、ブランド名とは別に「短い文章」で表現したものです 【例】 「永遠に未完成」(東京ディズニーシー)

ブランド要素? キャラクター

ブランドを実在もしくは架空の生物で現したものです。

ブランド要素? 色彩(カラー)

ブランドを色で表現したもの。 【例】 マクドナルドの[赤]、コカ・コーラの[赤]、セブンイレブンの[オレンジ・赤・緑]

ブランド要素? ジングル

ブランドを音で表現したものものです。

ブランド要素? サウンドロゴ

ジングルのなかで、ブランド名自体も読み上げられているものです。英語で「Sound trademark」といいます。久光製薬の「ヒ・サ・ミ・ツ」などが有名です。

ブランド要素の採用基準

また、ブランド要素には具体的にそれを採用するにあたって考慮すべき点があります。それを掲げておきます。
  1. 記憶可能性:認識のしやすさ、覚えやすさ
  2. 意味性:意図するブランドのイメージの連想のしやすさ、信頼しやすさ
  3. 選考性:好ましさ、訴求力を備えているか
  4. 移動可能性:同じまたは他のカテゴリーにも導入しやすいか
  5. 適合可能性:時代やトレンドに適合させるための調整の余地があるか
  6. 防御可能性:法的に守れるか
(出典:コトラー,ケラー『コトラー&ケラーのマーケティングマネジメント 第12版』ピアソン・エデュケーション) 以上、ブランド要素の説明でした。お読み頂きありがとうございました。

「ブランド」に関する関連記事一覧

  1. ブランド入門|ブランドとは何か?
  2. ブランドの役割と機能
  3. ブランドの種類
  4. ブランド階層(企業ブランド、ファミリーブランド、個別ブランド
  5. ブランドと商標、登録商標
  6. ブランド・エクイティ
  7. 企業のブランド戦略
  8. 地域のブランド戦略
  9. 国家ブランド
  10. ブランドと広告
  11. ディズニーのブランド戦略|USJのブランド戦略との違いから学ぼう!
  12. 学校のブランド戦略