ファミリーブランドとは?|ブランドの階層を事例でわかりやすく解説




ビジネスで時々聴くファミリーブランド。これはブランドの階層の一つです。今回は「ブランド」の階層について具体的な例を使ってまとめてみました。

ブランド階層とは?

企業で使われるブランドには6つの階層があります。なお全ての企業が6つの階層の全てについてブランドを使用しているわけではありません。

①グループ・ブランド

多くの企業から構成される企業グループは、グループ全体で統一されたブランドを使用することがあります。そうした場合はグループ・ブランドといいます。多くは持株会社が統括して管理しています。

「セブンイレブン」「デニーズ」「イトーヨーカドー」などからなる「セブンアンドアイ(グループ)」、西武鉄道、ブリンスホテルなどからなる「西武(グループ)」などです。

②企業ブランド(コーポレート・ブランド)

企業名がそのままブランドとなっているものを「企業ブランド」または「コーポレート・ブランド」といいます。「トヨタ」「ソニー」は企業ブランドです。

③事業ブランド

企業内において、事業を対象としているブランドです。メーカーだとトヨタの「レクサス」が有名です。また外食産業では大変多く見受けられます。

すかいらーくレストランツは傘下で「ガスト」「藍屋」「ジョナサン」といった複数のファミリーレストラン事業を営んでいます。

④ファミリー・ブランド(カテゴリー・ブランド)

複数の商品やサービスをまとめて扱うときに使用します。ファミリーブランドともカテゴリー・ブランドともよばれます。ライオンの「植物物語」、トヨタの「カローラ」などが該当します。

⑤製品群ブランド

一つのブランドが、同じ商品・サービスのカテゴリー内でバリエーションを増やしたものです。
例としてはコカ・コーラがあります。日本コカ・コーラのいわゆるコーラは「コカ・コーラ」以外に「コカ・コーラ ライフ」「コカ・コーラ ゼロ」「コカコーラ ゼロフリー」などのラインナップがあります(2016年10月現在)。

⑥製品ブランド(個別ブランド)

個々の製品についたブランドを表します。

トヨタのカローラでいうと、「フィールダー」や「アクシオ」が製品ブランドです。

以上、6つのブランド階層について説明しました。なお事業ブランド、ファミリーブランド、製品群ブランドの区分けは厳密なものではありません。あえて階層化すればこうなるといった程度に捉えておいていただければOKです。

今回は、ブランド階層に関する知識をまとめてみました。今後もさらに記事をブラッシュアップしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 「ブランド」に関する関連記事一覧

  1. ブランド入門|ブランドとは何か?
  2. ブランドの役割と機能
  3. ブランドの種類
  4. ブランド階層(企業ブランド、ファミリーブランド、個別ブランド
  5. ブランドと商標、登録商標
  6. ブランド・エクイティ
  7. 企業のブランド戦略
  8. 地域のブランド戦略
  9. 国家ブランド
  10. ブランドと広告
  11. ディズニーのブランド戦略|USJのブランド戦略との違いから学ぼう!
  12. 学校のブランド戦略