ブランドと広告

ブランドをよりよいものとしていく上で、商品やサービス自体も大切なことはもちろんですが、同様に重要なのが、企業と消費者とのコミュニケーションの場面です。 販売員やセールスマン、店頭、テレビ、雑誌、スマホ、看板など日常においていたるところで、あなたはブランド(商品自体、もしくは情報のどちらか)に接していることと思います。 企業は、こうした消費者とブランドの接点とコンタクトポイントと呼び、それをいかにブランド力向上に繋げられるかということに尽力しています。特に顧客と接点のある部門においては、それなりの人と費用をかけて行っています。 企業のこうした活動は一般にマーケティング・コミュニケーションといいます。広告や販売促進、広報、営業活動は全てここに含まれます。今、大企業でこうした活動に従事する人は、IMCという先進的な概念を取り入れながらブランド強化に取り組んでいます(IMCはIntegrated Marketing Communicationの略)。 詳しい説明はここでは省きますが、以下の点を常に意識しながら活動しています。 ・顧客がブランドと接するコンタクトポイントを把握し、 ・顧客がどのようにブランドを認知しているかを理解したうえで、 ・メッセージと伝え方を開発すること 私も実務に従事していたときは、このように自社のブランドを意識してやっておりました。各種の企業ブランド調査が発表されるときは結構緊張したことを覚えております。

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