ブログ記事の構成|基本的な構成と書き方のコツ

ブログ記事 構成こんにちは。コンサルタントの中田です。今回はブログの書く時に役立つ「ブログ記事の基本的な構成」を紹介し、同時にこの構成を活かすための「書き方のコツ」について解説します。

まず記事の構成とは何でしょうか? 一言でいうと記事を成り立たせている「文章という《部品》の組み合わせ」のことです。一般的によくあるのは「序論⇒本論⇒結論」や「起⇒承⇒転⇒結」といった組み合わせです。聞いたことがありますよね?

この組み合わせを「ノウハウの提供」という特定の目的に特化させたものが前回の記事で触れた「ノウハウ提供型テンプレート」です。

ブログ記事のテンプレート|ノウハウ提供型4パターン

今回は、何にでも使えるシンプルな汎用型の構成について解説します。同時に、その構成を最大限に活かすための書くコツをお伝えします。ではさっそく説明を始めましょう。

読まれるブログ記事の構成とは?

鉄板は三部構成!

人が認識し記憶に残りやすい数は「3」だといいます。ここでも3つに分ける記事構成を紹介します。「導入→展開→まとめ」といった構成です。序論・本論・結論でもいいんですが、ブログらしくないので、これでいきます。

ブログ記事の構成図

導入部分は、一番最初に読者が見て、読むか読まないかを決める基準となるところです。決して手は抜けません。

展開部分が、記事の中心、本体です。一番大事なところですね。内容によって「見出し+本文」の組み合わせを増やします。

最後がまとめです。導入と展開の要点を抜き出しダイジェスト版のように書いて記事を終了させるのが一般的です。

見出しは重要!

見出しの付け方は大事です。よく考えて付けましょう。見出しをつける場合、考慮すべきポイントがあります。

見出しだけ読んでも記事の大意が理解できること!

要は、見出しだけ取り出しても、記事の意図が通じるようにするということです。

読者が検索サイトからきて、まずやるのは求めている情報がそこにあるかという確認です。たいていはWORDPRESS(プラグイン)が生成している目次欄を見ます。目次は「見出し」を集めたものですよね。だから大事なんです。
また、これができていないということは、そもそも記事全体の流れがおかしくなっている可能性があります。見直しをするときは、まず見出しがスムーズに読め意味がつながるかを確認しましょう。

また見出し(Hタグ)は多ければいいということはありません。見出しの階層は少なくしましょう! 見出しはWEBプログラム上6種類が用意されています。H1からH6まで使用可能です。最大で6階層の見出しを付けられるということです。

しかし、階層を深くすると読者が混乱しやすくなります。今、検索上位サイトは「見出しは1階層、多くても2階層」というサイトが多くを占めるようになってきています(見出しタグに使うのはH2とH3だけ、H1はWORDPRESSの場合、強制的に記事タイトルに使用される)。
最終的には読者が理解しやすい形態を取るべきですが、シンプルなほうがよいのは間違いありません。

また、見出しを付けるとき、SEO(検索エンジン対策)のことも考えましょう。記事テーマと関連した用語は積極的に入れましょう。検索結果にプラスになります。

ではここからは「導入」「展開」「まとめ」といった各パートごとに、構成上注意すべきことを順番に述べていきます。

「導入」部分について

「導入」部分の役割は次の3つです。

  1. ラポールを築く
    → 書き手の立場、経験、想い、なぜ書くのかを盛り込む
  2. 興味と関心を持たせる
    → 心を掴む
  3. 求めている情報があること知らせる
    → 読む価値を伝える

導入部は読者が最初に読む重要なパートです。この3点は必ず盛り込みましょう。

では実際にどう書くかということになりますが、プロの書き手ならよく使う公式があります。参考にしましょう。読者に「興味と関心」を持たせやすい書き方です。

導入の書き方のコツ? 時事・流行・旬のことを扱う

時事ニュース、流行、マスコミを騒がしている社会や経済の問題などを取り上げて記事をスタートさせます。新聞のコラムはこれです。ポイントは書き手と読み手の両者がともに認識しているネタを選ぶことです。時事的なニュース、流行を調べたければいくらでもネタはあります。

グノシー Yahoo!ニュース

旬というのは季節性、シーズン性ということで以下のサイトなどにヒントが山のようにあります

販促カレンダー

旬の記事のネタ出典:販促カレンダー

導入の書き方のコツ? 衝撃的な事実でスタート

社会全体、もしくは業界内、関係者の間で話題になっている事柄を取り上げます。読者の将来(公私どちらも可)に影響を及ぼしそうな事実です。例を一つあげますね。

では「メディア関係者」向けのブログ記事を書くとして、彼らにとっての衝撃的な事実(証拠)をあげましょう。いろいろあると思いますが、『AI(人工知能)が文章を書けるようになるので人間は不要になる』といったことが予想可能な”事実”はどうでしょうか。

このぶんだと新聞記者さんやライターさんにとってはコワ~い未来が到来しそうですね~。でもこのネタでブログ記事を書いて、上記のリンクを根拠として挙げれば関係する人は、きっと真剣に読んでくれると思います。

導入の書き方のコツ? 問いかけで始める

これは、見出し自体を問いかけの文にする方法です。人は「質問」が提示されると必ず「答え」を知ろうとするという性質があるので、それを逆手にとる方法です。

家計節約の記事での例をあげましょう。

「家計を節約する方法」と記事タイトルよりは、「家計を節約できる人は何が違うのか?」とタイトルで書いたほうが関心をひきます。述べるテーマをあっさり書くのではなく、問題点にフォーカスした質問形式に変えるのです。

最初から完璧な家計簿を付けようとして挫折してしまう事が多いから、最初はざっくり始めればいいということを主張したいとします。

そうしたらタイトルは「挫折しない家計簿のポイント」よりも「家計簿で挫折しないためのたった一つのポイントとは?」のほうが、やはり関心をひきますよね?

タイトル自体に問いを含ませ、導入部分の前半でそれをあおると文章的に盛り上がると思います。

導入の書き方のコツ? 選択肢を提示して考えさせる

これも問いかけの一種ですが、よりインパクトがあります。二つの選択肢を提示することで、ほぼ自動的に答えを見つけようと反応してしまうのです。回答(結論)を何とか文中から探そうとしてくれます。

例をあげますね。

  • ダイエットに真剣に取り組む時、「食事」と「運動」のどちらが重要か?
  • 英語を学ぶ時、最初に優先すべきは「英単語」か「英文法」か?
  • 天才的な子どもを育てるのに大事なのは「遺伝」か「環境」か?

あとは、問い自体を詳しく説明しながら、答えへとつなげていきます。ユニークな問いを見つけられれば、書きやすいし、バズも起こりやすい形態です。

「展開」部分について

次は展開部分です。何と言ってもここが命です。展開部分を読ませる上で、大切なことを述べていきます。

展開の書き方の工夫? 新しいことばの定義・語義をわかりやすく!

読者がブログの記事を読もうと思うのは、何かしら読者にとって新しい知識が提示されるということです。とすると、新たな言葉の説明もたいてい必要となります。

では、そうした場合、言葉の定義や意味をどのように書くのがブログ記事にふさわしいのでしょうか? ポイントを述べます。

《ブログ記事でのことばの説明》
その言葉の特徴をシンプルにイメージが湧くように伝えること

かんたんにいうと、「正確さ」よりも「わかりやすさ」を優先させるということです。

例をあげましょう。「マーケティング」という言葉の定義を説明するとします。正確には以下のようになります。

「マーケティングとは、顧客、依頼主、パートナー、そして社会全体にとって価値のある提供物を、創造・伝達・提供・交換するための活動であり、一連の制度であり、そして、プロセスである」 (高橋氏訳)

出典:アメリカ・マーケティング協会(2007年)

でもこれって、いくら読んでもスパッと頭に入ってきません。そもそもこれって「ビジネス」とか「企業」「経営」の定義としても使えるぐらい曖昧なものになってしまってます。正直、定義といえるのか疑問ですよね。

ではもう一つの定義を出しましょう。

マーケティングの理想は販売を不要にすること

出典:ピーター・ドラッカー

「マーケティング」についての説明はこっちのほうが私はわかりやすいと思います。完璧ではなくとも、初めて「マーケティング」という言葉を学ぶ人にとっては十分ですから!

ブログというメディアを読む目的は、短時間でサクッと知識を確認するということだと思います。ですから、まずはわかりやすさを優先すればよいでしょう。もしも正確を期すなら、更に詳しい説明してあげたらいいでしょう。

展開の書き方のコツ? 視点・切り口を多くする

何かについて説明するときに、視点・切り口の多さも大事な点となります。記事にはユニークさが求められますが、その源泉は視点・切り口を柔軟に持てることなのです。

例えば「動物園」についての記事を書く時、どんな視点や切り口があるでしょうか?

Wikipediaを見ると説明項目はこんな感じでした。

  • 動物園の現況
  • 展示動物の種類
  • 展示方法

ちょっとイマイチです。視点・切り口が少なすぎて「読ませる記事」としては味気ないですね。興味関心も持ちづらいです。

では読ませるとしたらどうするか? 動物園の専門家でなくとも少し頭をひねれば次のような視点や切り口は出てくると思います。

  • 動物園を利用する目的別に書く(デート、子どもに動物を見せる)
  • 利用者の年齢別(大人、幼児、小学生)にオススメ動物園の記事を書く
  • ロケーションやアクセス(駅チカ、駐車上有無)で動物園を分類して紹介する
  • 珍獣、特定の種が充実している動物園をピックアップする(サルなら●●、キリンなら●●)
  • 経営視点(利益や集客)での動物園ランキング
  • 提示形態ごとの動物園のランキング(触れられる、オリがないなど)
  • 最強の動物園を二つ選び、比較する
  • 動物園 お土産ランキング
  • 動物園内 飲食店食べ物ランキング

この辺で止めときます(笑)。こうした視点、切り口は時間をかければ誰でも出てくるものです。よかったらビリヤード法を使いましょう。どんどん出ますよ! こちらの記事を参考に!

ブログ記事たくさん書くには? ~長い文章が書けない人へ~

展開の書き方のコツ? 言葉やテーマに関する由来・背景を丁寧に書く

取り上げた言葉やテーマについての背景・歴史といったことまで調べてかけば、記事の厚みがグンと増します。

何かを語るとき、たいていは中心となるキーワードが存在しますよね。そのキーワード自体について、由来や言葉の意味、定義を徹底的に、幼稚園児ぐらいの素直さをもって掘り下げることは、読ませる記事作りに不可欠の要素です。

例えばですね、金融や利殖の記事をかくときに外せない言葉の一つに「株式」といった言葉があります。あなはこの「株式」という言葉の由来って知っていますか? もちろん社会人なら「株式会社の株式だろ?」と思うでしょう。英語ならstockです。しかし、なぜ「株」という漢字を用いるのかはわからないと思います。証券業協会東京証券取引所の公式サイトにも載ってませんから。

大人なら全く気にしない株式の由来ですが、説明しますね。

株式の”株”とは植物の株が由来の元です。植物はいくつかの茎や根っこが集まって、一つの固まりになっています。これを「株」といいます。切り株とかこの意味です。
江戸時代、商工業者は組合のような同業組織を作ってたんですが、集まって活動している形態を表すため「株仲間」といっていたそうです。明治時代になり、いわゆる株式会社という概念が入ってきたとき、複数の出資者によって作る方式が、株仲間を連想させるので、株式という造語を作り当てはめたということです。

このことは池上彰さんのテレビ番組を見て私も初めて知ったんです。株式関係の解説って本でもネットでも膨大な数があります。でも、ここまで言葉の意味を深く調べ上げていたのは池上彰さんを含め数えるほどだと思います。彼はマスコミで最もわかりやすい解説者の一人として有名ですが、これぐらい徹底してこそ第一人者になれるということなんですね。見習いたいです。

以上は一例です。言葉の解説も、人よりちょっとでいいので深く掘り下げると、読み応えは全く変わるということを知っておきましょう。池上彰さんレベルまでいけば、単なる言葉の解説でも感動すら残せますよ。

展開の書き方のコツ? 根拠をしっかり

記事を載せる場合、主張したいことがあったら必ず裏付けとなる根拠を書きましょう。根拠とは事実だといえる証拠のことです。読者にとっての新事実については文献かWEBサイトを出典として示しましょう。

その理由ですが、一つめは読者からの信頼性を得るため、2つめはSEO(検索エンジン最適化)のため、3つめは読者サービスです。

信頼を得るためというのは説明するまでもないでしょう。SEOのためとは何でしょうか? 説明しますね。

理由は、googleが記事の評価にあたり、記事の信頼性についても確認している可能性があるからです。現に生命に関わること(医療・健康)については、シビアにチェックすることを公に宣言しています。

ただ実際には、googleのプログラムは、記事の真偽までは現時点で判断できないでしょう(将来はできると思います)。ですから、その出典があれば、評価はあがるのではないかと私は思ってます。

サンプルが少なくてまだ確信とまではいきませんが、私がよく見る、欧米の学術論文をきちんと引用している健康や心理系のサイトはGOOGLEがありえないほど高評価してるんです。もうちょっと調べたらまた記事にします。

3つ目の読者サービスは、読者自身に、情報源を確認する手段を提供してあげるという意味合いです。出典元の本・雑誌・新聞、WEBなどを書いておいてあげれば、自分で調べられますから。そういった誠意が通じる読者こそ私は大事だと思います。

ということで、根拠を明示することで読者満足を増すことができ、リピート率もあがります。一石三鳥なのでぜひ検討してみてください。

展開の書き方のコツ? 例の質と量を追求する

これもブログの記事の魅力度を決める大切な項目です。事例の質と量がどれだけ充実しているかがポイントです!ブログ記事で最もニーズがあるのは、ここなのではないかと思ってます。

どんな内容を語るにしても鮮度のよい例、しかも具体例が大事です。理由は何でしょうか?

まず一つ目は、読者は本には載っていないような最新の事例が知りたいからです。自分が真剣に知りたいことについては、本も見るでしょう。しかし本に全てが載っているわけでもないし、より何か具体的なイメージを掴めないかとというのがブログ記事へのニーズです。

「うまいラーメン屋」を検索する時、きっとここ最近に新しく開店した美味しい店があるんじゃないかという期待はきっとあると思います。

また、何かを証明するために載せている事例もあります。ダイエットの体験談、商品を使ってみての感想などです。文章も大事ですが、写真やイラストも掲載してリアルさを演出しましょう。

そして最もよい事例は「物語」の要素が入ったものです。人間は物語が大好きなんです。ですから何らかのエピソードをうまく盛り込みましょう。

商品の体験談だったら、喜びの声だけでなく「ビフォー」と「アフター」を以下のような筋書きで書くようにすると違いますよ。

「平凡な日常」→「試練」→「商品との出会い」→「解決」→「ハッピー」

読者の求めているのはそこですから。

展開の書き方のコツ? Q&Aを設ける

何かを説明する時に、いくつものトピックをつなげて文章にしていくのが難しいときがあります。また、まとまった文章にしづらいけれども、省略はできないといった事柄もあるでしょう。

そうしたとき、ただ箇条書きに書いてしまうと手抜きに見えますが、Q&Aコーナーとしてまとめると、とても読者受けのよい形に仕上がります

また記事を掲載してから、質問があったら、それこそQ&Aの形で載せましょう。リサーチせずに読者の求める記事を書けるんですから楽でいいです。

記事を書いていると「これはわかるだろう」と判断して、はしょってしまうことがあります。そうした点は不思議と読者から指摘されたりしますよね。あとで記事を書き足すのもよいのですが、Q&Aとしてコーナーを設けて追加していくのもありだと思います。

「まとめ」部分について

最後は「まとめ」部分について書く上での注意事項です。

まとめの書き方のコツ? 基本は要約

まとめのところに載せるべきものは、「展開」部分を要約した情報です。ここだけでも意味が通じるよううまくまとめましょう。

まとめの書き方のコツ? 編集後記や関連記事紹介を書いてもOK

ブログ記事自体がそれほど長文でない場合は、「まとめ」を置く必要がありません。その時は書き手の感想、なぜ書いたかという本音、関連したエピソードを書いてしまうという手もあります。意外に読者は読んでくれますよ。人柄を伝えるよいチャンスです。また今後の記事予告や、ブログ内にある関連記事も紹介してもよいでしょう。

まとめ

今回は説明的なブログの記事の構成と、実際に各パートを書く上でのコツについて述べました。

読まれるブログ記事の構成
「導入」部分についての書き方のコツ
? 時事・流行・旬のことを扱う
? 衝撃的な事実でスタート
? 問いかけで始める
? 選択肢を提示して考えさせる
? 引用
「展開」部分についての書き方のコツ
? 新しいことばの定義・語義をわかりやすく!
? 視点・切り口を多くする
? 言葉やテーマに関する由来・背景を丁寧に書く
? 根拠をしっかり
? 例の質と量を追求する
? Q&Aを設ける
「まとめ」部分についての書き方のコツ
? 基本は要約
? 編集後記や関連記事紹介を書いてもOK

また今回の記事は、以下の記事も関連していますので、ご一読いただけますと、一層理解が進むと思います。

ブログ記事のテンプレート|ノウハウ提供型4パターン

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