マーケティングの仕事|営業、調査、広告といった業務との違いは?

マーケティング

こんにちは、コンサルタントの中田です。今回はマーケティングについてですが、よく勘違いされる仕事の中身についての記事を書きます。

マーケティングについて具体的なイメージを持とうと思うと、ほんとに最初は混乱します。営業や広告、市場調査とマーケティングはどう違うのだろうか? といったことです。

私もそうでしたから・・・。

世の多くの人が誤解しやすい点に注意しつつ、説明をしていきたいと思います。では始めましょう。

マーケティングって何をやる仕事? マーケティングの誤解を解く

マーケティングで一番誤解が勘違いが多いのは、実際の仕事の中味でしょう。

そもそもの意味が、「商品や取引きに関する全て」みたいな意味なんで、一般の人にはとても理解しづらいです。だってそれは会社の仕事でいうと、総務や経理、人事、製造を除いた全ての部署がマーケティングの活動なんですから。

ですので、企業でのマーケティングの仕事(職務)とは、広い意味では「商品企画、営業、広告、広報、販売、企画、流通管理、生産管理、物流管理」のといったものです。ずいぶんひろいですよね。

また絞った意味(狭い意味)でのマーケティングの仕事とは、「商品企画~物流管理」までの全体の流れを統括する部署ともいえます。企業によってはマーケティング部とか販売企画部というセクションを作ったり、ブランドマネージャーなどといった役職を用意して、担当した商品やサービス分野のマーケティングを管理させています。

ちなみに私が実務をやっていたときは全社のマーケティング活動の統括を「商品企画部」が、そして地域(国別)ごとのマーケティングは各地域の「販売企画部」という部署が担当してました。

以上が、実際のマーケティングという仕事、実務についての真実です。

一応、よくあるマーケティングの仕事についての質問パターンを掲げておきます。私もさんざん聞かれて閉口した記憶があります。回答を書いときますね。

【あるある質問1】営業・販売とマーケティングの違いは?

売る職業のことを、一般にBtoBだと営業、BtoCだと販売というようにいいます。
営業も販売も、目の前の顧客を相手に、売るというのが仕事です。

これらの営業・販売は、マーケティングという活動の一部だというのが正解です。
売れる仕組みの一部分です。

【あるある質問2】調査やリサーチがマーケティングでしょう?

いわゆる市場や顧客についての調査活動は、売れる仕組みを作り維持する上で重要です。しかしそれも、マーケティング活動の一部です。

ですが、リサーチについては社内では、たいていマーケティングを統括している人間が担当することが多いので、このように勘違いすることは仕方がないとも思います。

【あるある質問3】マーケティングと広告・広報・販売促進の違いは?

広告・宣伝・広報・販売促進といった活動は、マーケティング活動の重要な一部分です。
しかしこれも、マーケティングの全てではないことはここまで述べたことと同じです。

マーケティング=広告ではないのです(広報なども同様)。

ただ広告・広報・販売促進の仕事は、マーケティングの意味が正確にわかっていないと仕事が成立しません。ですので会社の中では最もマーケティングを理解できている人たちだということはいえます。

【あるある質問4】マーケティングとブランディングの違いは?

ブランディングというのは、商品の名前(ブランド名称)とそのイメージ(ブランドイメージ)を顧客にとって価値のあるものにしていくための活動です。これには商品企画から売り方、製造法、流通までをきちんとマネジメントしていく必要があります。

こうしたブランディング活動は、まさしくマーケティング活動ではあるのですが、あいにくこれも、マーケティング活動の一部です。

マーケティング=ブランディングではありません。

極端なことをいうと、ブランドを意識したり設定したりせずとも売れている商品はいくらでもあります。あくまでもマーケティングの手段としてブランディングを採用したということは忘れてはいけません。

まとめ

今回は、マーケティングの業務について、よく聞かれることをまとめてみました。よくあるマーケティグについての誤解はこれで解消されると思います。