アフィリエイト ジャンル選定の極意

アフィリエイトでジャンルを絞るといろいろなメリットがあります。サイトアフィリエイトとか特化ブログという名称があるぐらいで、ジャンルを絞るのはアフィリエイトの王道であります(経営学的にも正解)。結論をいうと、理想的なジャンルは、レッドオーシャンと呼ばれるアフィリエイトの激戦区な中で、ライバルがほとんどいない「台風の目」みたいな一角、そこがアフィリエイターにとっての理想ジャンルです。

これは、多くの優秀なアフィリエイターも同様にいっていることです。たとえば4年間にわたって月間1000万PVを超え続け、通算5億PVのブログ構築に成功した波多野義親さんは以下のように言われてます。

ライバルが多く、そのライバルたちが弱いところ。ここを狙いに行ってください。

ではどうやってジャンルを選ぶのがよいのかを説明しますが、ただジャンル選びをする上での心構えが実は必要なのです。ジャンル選びがどれほど大事かを肝に銘じていただいてからにしたいと思います。

(面倒な方は飛ばしてね)

ジャンル選びは「起業」と同じなのだ!

会社、もしくは新規事業を立ち上げる時、何をやるかって大事ですよね。アフィリエイトのジャンル選びも同じなんで、その奥底に流れる原則を、起業を例に語りたいと思います。

今、本屋で売れているビジネスの専門書に「起業の科学」という本があります。著者は起業指導のプロ。外資系コンサル会社、ベンチャーキャピタルなどで実績を出し、1500社以上の起業を指導してきた凄い方です。それも本場のシリコンバレーでです。そんな方が出されたのが本書です。

起業の科学  スタートアップサイエンス

『起業の科学 スタートアップサイエンス』

著者: 田所 雅之
出版社: 日経BP社
出版日: 2017-11-02
ASIN: 4822259757
ISBN-10: 4822259757
ISBN-13: 9784822259754





その中に「課題の質を上げる」という節があるんですが、ここがアフィリトのジャンル選びに役に立つんです。本の中で著者は「起業とは、適切な形で顧客の課題を解決することだ」再三いっています。

これって「ブログには読者が役に立つことを書きなさい」というのと同じですよね。でそのためにやることとしてお客さんの抱えている課題の検証確認作業を徹底して行えといっておられます。実際、本の半分以上が検証の方法が書かれているんです。私の心に響いたことばを以下に掲げさせていただきます。

通常、カスタマーは自分の抱えている真の課題を認識できないので言語化できていないし、課題を言語化するのはカスタマーの仕事ではない。むしろ、カスタマーですら言語化できていない潜在的課題を見つけて、それを言語化して課題の構造を整理し、そこに最適な解決策を提供できたスタートアップこそが勝つのだ。(p.108)
(スタートアップ:起業家のこと)

いやあ、深いですねえ。アフィリエイターの仕事も、本質は「課題の言語化」なのかもと思いました。

まずは局地戦で勝て (p.83)

長持ちするモバイルバッテリーを開発することは、誰から見ても優れたアイデアである。従って優れたスタートアップのアイデアではない」~中略~スタートアップは「電池不要のスマホ」といった、既存のフォームファクターを前提から覆すアイデアを持つべきだ。(p.29)

スタートアップではハードなことをするほうが実は近道である。簡単な道を選ぶことは結果として遠回りになる(p.29)

クレイジーなアイデアは他の人が目をかけないようなポイントに注目してアイデアを掘り下げ、まだ誰も言語化できていない秘密を見つけることで生み出される。(p.30)

どうでしょうか。シリコンバレーで勝ち抜くにはこうした覚悟が必要なのです。いくらアフィリエイトがリスクは無いいとはいえ、ビジネスではありますから、気を引き締めておこうと感じた次第です。

ましては初心者としてこれからジャンルを選び参入するには、上記のようなスピリットが必要なんだ、と気を引き締めたいと思います。

ちょっと難しかったでしょうか?

以上のことと同様のことを本も出されているアフィリエイター村田翔さんは次のように言ってます。

全てのユーザーが、自分の悩みを明確に表現できるわけでは無く、むしろ上手く表現できないことの方が圧倒的に多い。これは間違いないと思います。そして、もしも自分がいくら探しても見つからない答えを、あるサイトが的確に示してくれたとしたら、そのユーザーは間違いなくそのサイトのファンになってくれるはず。このように、ユーザーが上手く言葉で表現できないような疑問や悩みを、記事というコンテンツを持って解決してあげる、もしくは「解決のヒント」を与えてあげること。これこそが、アフィリエイターの役目です。出典は下記(pp.145-146)

安定収入が欲しくてたまらない人のためのロングテールアフィリエイトの極意

『安定収入が欲しくてたまらない人のためのロングテールアフィリエイトの極意』

著者: 村田 翔
出版社: 秀和システム
出版日: 2015-03-19
ASIN: 4798043826
ISBN-10: 4798043826
ISBN-13: 9784798043821





アフィリエイト ジャンルの絞り方(実践編)

では、特化ブログ、サイトアフィリエイトのジャンルを見つける方法をご説明します。すでに紹介した村田翔さんが書かれていることを元に整理しました。

  1. 悩みが深い分野3つ(コンプレックス系、恋愛系、稼ぐ系)から一つの分野に絞る
  2. 分野を細分化して仮のジャンルを決める
  3. ジャンルの中で成約させたい商品を特定する
  4. その商品を売るのに最適な読者を決め、ジャンル名もそれに合った形に微調整する。

では具体例です。

 例1例2
分野稼ぐ系コンプレックス系
仮ジャンル
(分野を細分化)
投資>不動産投資>中古住宅>都心>転売髪の毛>薄毛>育毛
アフィリエイトの対象商品/サービス中古転売の投資スクール/セミナー育毛剤/シャンプー/サプリ
読者首都圏の30~40歳代の不動産投資未経験OL30~40歳代の女性
正式ジャンル独身OL向け不動産転売入門薄毛で悩む女性のヘアケア

ポイントは、実際にアフィリエイトする商品を決めてから、具体的なジャンルを決めることです。その商品も一つだけだと心細いので、いくつか種類があったほうがいいですね。上記でいうと例1よりも例2のほうがアフィリエイトの幅が広く稼げそうです。

ジャンルを決めてから商品を探そうとすると、意外になかったりしますから気をつけてください。

仮に、アフィリエイトする商品がない場合、アドセンスのみでやっていくなら、それもありかもしれませんがマネタイズの効率は落ちると思います。

ではアフィリエイターの実力別におすすめの分野を書いておきます。

初級アフィリエイター向け分野

ここでは月の報酬が10万円未満の方を初級とします。初級ということは、実力的にベテラン勢にはかないません。ですので「起業家」と同様に既存のアフィリエイターが活躍していないところがベストということになります。実際には新商品、新分野ですね。ちょっと前なら「仮想通貨」でしょうか。基本はASPの新しい商材をこまめにチェックするのが王道です。

中級アフィリエイター向け分野

月に数十万円以上稼いでいる方向けの分野です。ご覧の通り、一般に稼げると言われている分野です。初心者は手を出すと、なかなか出ない結果にやきもきすることになると思います。

  • ダイエット
  • 健康食品
  • ウオーターサーバー
  • 脱毛エステ
  • クレジット
  • キャッシング

初級中級アフィリエーター向け分野については以下の書籍を参考にしました。

現役ASP役員が教える 本当に稼げるアフィリエイト アクセス数・コンバージョン率が1.5倍UPするプロの技48

『現役ASP役員が教える 本当に稼げるアフィリエイト アクセス数・コンバージョン率が1.5倍UPするプロの技48』

著者: 納谷 朗裕
出版社: ソーテック社
出版日: 2018-03-27
ASIN: 4800720524
ISBN-10: 4800720524
ISBN-13: 9784800720528





まとめ

今回は、アフィリエイトのジャンルの決め方について解説しました。村田さん、納谷さん、河井さんの著書はほんとうに勉強になるのでお勧めです。

とにかくジャンル選定は、「大きな分野を細分化すること」「読者を特定しておくこと」「アフィリ商品を見つけること」が必須です。これを守ってマーケティングを継続していけば成功が近づきます。

お読みいただきありがとうございました。